商品先物取引用語集(か行)

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か行

買い一巡(かいいちじゅん)
大きな上げ相場になると買い注文が殺到する。その買い注文が出尽くし、買い注文が少なくなってきた時、「買いが一巡した」という。 [反対語] 好材料
買い方(かいかた)
将来の価格の上昇を見込んで買い注文を出している市場参加者。 [反対語] 売り方
買い下がり(かいさがり)
一度買い注文を出した後、価格が下落したため、改めて買い注文を出すこと。 [反対語] 売り上がり
買い建ち(かいたち)
先物市場において、新たに買い注文を出すこと。 [反対語] 売り建ち
買いつなぎ(かいつなぎ)
現物商品の売り契約をした人が、その商品の値上がりによる損失を防ぐため、先物市場で買い建玉を持つこと。 [反対語] 売りつなぎ
買戻し(かいもどし)
売り約定を反対に買って売買約定関係を解消すること。[反対語] 転売
仮装売買
特定の銘柄等において、第三者に市場状況を誤解させる目的をもって、同一の人物による、同時期の同価格での売りと買いの注文を行う権利の移転を目的としない取引をいう。なお、金融商品取引法並びに商品先物取引法で禁止されている。
片建(かただて)
両建玉を差し引いた、売りか買いかいずれか一方になっている玉のこと。一委託者が両建ての一方の玉をはずして、他の一方の玉を残すこと。
空売り(からうり)
品物を持っていない又は、品物を手配するつもりがないのに、先物市場で新規に売ること。
閑散に売りなし(かんさんにうりなし)
閑散な時は買い物も売り物も少ないので、相場も無気力で低迷することが多いが、一度活気付けば、相場は高くなる。したがって、閑散なときは相場も思うように上がらないからといって短気をおこして売ってはならないということ。

偽計(ぎけい)
他人に錯誤を生じさせる詐欺的な、不公正な策略、手段を行うことで相場の変動を図ろうとすることは禁止されています。
期先(きさき)
先物取引において取引されている限月のうち、受渡期日までが最も長いものをいう。
期近(きぢか)
先物取引において取引されている限月のうち、受渡期日までが最も短いものをいう。
期末在庫(きまつざいこ)
商品によっては、一定の周期で生産と消費が繰り返されるが、その一定周期の終末時点で残存して次期に繰り越される在庫のこと。
逆ザヤ(ぎゃくざや)
ある商品の各限月の価格関係において、決済期限の遠い限月(期先)が一番安く、決済期限が近い限月ほど値段が高くなっている状態。[反対語] 順ザヤ
逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)
普通何円買いといえば何円以下なら買う、何円売りといえば何円以上なら売るという意味であるが、『逆指値注文』というのは、何円以上になれば買う、何円以下になれば売るといった注文の仕方のことである。
逆張り(ぎゃくばり)
相場の動きに逆らって、相場が上昇している時に売り、下降している時に買うこと。[反対語] 順張り
玉(ぎょく)
金融商品取引所または商品取引所においてされる売買注文のこと。
玉締め(ぎょくしめ)
市場のその他諸々の関連から見て、その真価を大きく上回るような高い価格が出なければ、売約定を買もどすことができないような状態のこと。
玉尻(ぎょくじり)
未決済の売り玉と買い玉の差引残高のこと。
金融商品取引業者
金融商品取引法に規定された金融商品を取り扱うため、金融庁に申請・登録を受けた業者のこと。

崩れる(くずれる)
相場がくずれ落ちるように下がること。
クーリング・オフ
クーリング・オフは、いったん契約の申し込みや契約の締結をした場合でも、契約を再考できるようにし、一定の期間であれば無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度。
※弊社では投資顧問契約のみがクーリング・オフの対象になります。

罫線(けいせん)
価格の動きをグラフで表したもの。
決済(けっさい)
反対売買をして取引を終了すること。又は、受け渡しを行うこと。
気配(けはい)
市場人気や値段、売買の量的なものの様子。市場で、売り注文より買い注文が多ければ「買い気配」、その逆は「売り気配」という。
現受け(げんうけ)
現物を受け取ること。先物の買い契約を決済する際、現金を支払って実際の商品を受け取って決済すること。現引きともいう。 [反対語] 現渡し
限月(げんげつ)
先物取引における売買約定を最終的に決済しなければならない月のこと。
限日取引(げんにちとりひき)
一定の期日までに取引を終了させなければいけない通常の先物取引と異なり、投資家は売り、または買いのポジションを反対売買して決済しない限り、持ち続けることができる。少ない資金で大きな取引ができるのに比例して、利益や損失も膨らみやすいが、長期的な視点でじっくり取り組めるメリットがある。これに似た商品設計として、外国為替証拠金取引(FX)がある。
堅調(けんちょう)
相場が下げずに、むしろ上げ気味なこと。[反対語] 軟調
現渡し(げんわたし)
現物を引き渡すこと。売り契約を決済する際に、取引所が指定する倉庫が発行する倉荷証券を提供し代金を受け取って決済すること。 [反対語] 現受け

小甘い(こあまい)
価格の水準が少し安い状態。[反対語] 小確り
小動き(こうごき)
市場を刺激するだけの大きな材料がなく、相場が小さな上がり下がりをするだけの状態。
好材料(こうざいりょう)
相場を上昇にむかわせるとみられる要因(情報・データ等)のこと。[反対語] 悪材料
小確り(こじっかり)
価格の水準が少し高い状態。[反対語] 小甘い
後場(ごば)
株式市場等午後に行われる立ち会いのことをいう。[反対語] 前場