オプション取引の注文の流れ

オプション取引の基礎知識 vol.3

金オプションの手数料および取引倍率等についてはこちらをご確認ください。

新規のご注文の流れ

  • STEP1

    銘柄を選ぶ
    金のオプション取引を選びます。(オプション取引は金のみです。)
  • STEP2

    限月を選ぶ
    オプション取引には取引に期限が設けられております。
    金オプション取引は6限月で構成されています。
  • STEP3

    コール・オプションかプット・オプションかを選ぶ
    買い手が権利行使した際に買う権利であればコール・オプション、売る権利であればプット・オプションを選びます。
  • STEP4

    権利行使価格を選ぶ
    買い手が権利行使した際に、コール・オプションであれば買う値段、プット・オプションであれば売る値段を選びます。

    OSE金オプション取引では、金(標準取引)の前日清算値に最も近い50の倍数の権利行使価格を中心に、50円刻みで上下20本以上の権利行使価格が存在します。

    ここまでを合わせて銘柄=シリーズと言い、これが一つでも異なれば別の商品になります。

  • STEP5

    売買ポジションを選ぶ
    この権利を買うか、売るか選びます。
    買う場合はプレミアムを支払い、売る場合はプレミアムを受け取ります。
  • STEP6

    枚数を選ぶ
    1枚からのお取引となります。
  • STEP7

    注文条件を決める

    お取引の注文には、この権利の価格を指定して注文する方法と、権利の価格を指定しない注文の2つの方法があります。 その時の市場の価格にまかせる成行注文や「今週末までの間に、いくら以下の価格になったら買い」といった指値注文など、お客様の取引手法に合わせて注文条件を指定していただきます。

    ここで入力する価格はあくまでこの権利自体の価格となります。

  • STEP8

    発注
    全ての条件の指定が終わりましたら、いよいよ発注となります。
  • STEP9

    成立・不成立の確認
    発注された注文が受付けられたかどうかや、注文が成立したかどうかを確認します。
    D-stationでは取引の履歴や報告書などは全てパソコン上でご確認いただけます。

決済のご注文の流れ

オプション取引の決済の方法は次の3種類です。

  1. 権利行使
  2. 権利放棄
  3. 反対売買

ただし、売り手が自らの意思で行えるのは、反対売買のみになります。

  • STEP1

    権利行使

    権利行使日にイン・ザ・マネーの場合、自動的に権利行使され、権利行使価格と最終清算価格の差額に倍率を乗じて得た額から支払ったプレミアムおよび手数料を差し引いた額が利益になります。

    権利行使日にイン・ザ・マネーであったとしても、手数料を控除すると損失となる場合がございます。その場合、権利放棄の申告を行わなければ、自動的に権利行使されますのでご注意ください。

  • STEP2

    権利放棄
    権利行使日にアット・ザ・マネー、アウト・オブ・ザ・マネーの場合、権利が消滅し取引終了となります。
  • STEP3

    反対売買
    取引最終日までの間、買い手であれば権利を転売、売り手であれば権利を買い戻して決済します。
    買い手の場合、購入時より高いプレミアムで売れば利益、安いプレミアムで売れば損失となります。
    売り手の場合、売却時より安いプレミアムで買えば利益、高いプレミアムで買えば損失となります。

オプション取引の基礎知識メニュー

  1. オプション取引について
  2. メリット・デメリット
  3. 注文の流れ
  4. 新規売り注文について
  5. 損益図
  6. 実際の取引例
  7. プレミアムについて
  8. プレミアム理論価格
  9. 戦略
  10. ヘッジ

商品先物取引にかかる重要事項

商品先物取引の委託者証拠金とレバレッジにつきまして

商品先物取引は委託に際して委託者証拠金の預託が必要となり、最初に預託する委託者証拠金の額は商品により異なります。最低取引単位(1枚)当たり片建証拠金の額は、株式会社日本証券クリアリング機構(JSCC)が算出したVaRパラメータに基づき弊社が定めた額です。商品先物取引の取引金額(商品価格×倍率)に対する委託者証拠金の割合は常に一定ではなく、実際の取引金額は委託者証拠金の十数倍から数十倍(オプション取引を除く)という著しく大きな額になります。

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また、委託者証拠金は、その後の相場変動により追加の預託が必要になることがありますので注意が必要です。その額は、商品や相場の変動によって異なります。

  • 弊社ホームページ等に記載されている商品先物取引とは、商品関連市場デリバティブ取引及び商品デリバティブ取引を総称して表記しており、各売買取引に対し関係法令及び諸規則等に基づく運用及び管理を行っております。

商品先物取引のリスクにつきまして

商品先物取引は、商品先物市場の価格変動、為替相場や株式市場等が予測に反して推移した場合は、損失が生ずる可能性があり、価格変動の幅が小さくても総取引金額では大きな額の変動となる為、その変動の幅によっては損失が預託した証拠金を上回るおそれがあります。

商品先物取引のリスクについての詳細はこちら

商品先物取引の手数料につきまして

商品先物取引の委託には委託手数料がかかります。その額は商品によって異なり、プレミアムオンライン取引においては最低取引単位(1枚)当たり片道最高1,980円(税込)セルフコースにおいては345円(税込)です。

商号等:北辰物産株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長 (金商)第3184号、商品先物取引業者 農林水産省指令4新食第2087号、経済産業省20221128商第9号、加入協会:日本証券業協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人日本投資顧問業協会