オプション取引のメリット・デメリット

オプション取引の基礎知識 vol.2

金オプションの手数料および取引倍率等についてはこちらをご確認ください。

オプション取引のメリット

オプションの買い手は損失限定

オプション取引の買い手は、最初に支払ったプレミアム以上の損失は生じません(手数料除く)。
これは自身の想定と異なる値動きをしたときは権利を放棄するため、損失は最初に支払ったプレミアムに限定されます。

反対に、売り手については損失限定ではないため注意が必要です。

それぞれの損益図はこちら

多彩な戦略

先物取引単体では値段が上がると思えば買い、下がると思えば売りの2種類の戦略がありますが、オプション同士や先物取引と組み合わせることで、価格がどちらかに大きく動きそうなときや、反対に持ち合いが続きそうなときなど、様々な場面に有効な戦略を組むことができるようになります。

戦略の詳細はこちら

高レバレッジ

オプション取引の買い手は、原商品の価格より小額のプレミアムを支払うことで、その商品自体の取引と同様の利益を求めることができます。

プレミアムについてはこちら

オプション取引のデメリット

買い手のデメリット

  1. 最初にプレミアムを支払っているため、同様の先物取引を行った場合と比較して、損益分岐点がプレミアム分不利になります。
  2. 先物取引同様、取引に期限があるため、期限内に自分の予想通りの値動きをしなければ損失になります。

売り手のデメリット

  1. 利益はプレミアム分に限定され、かつ損失は無制限といえます。
  2. 売り手は権利を行使するか放棄するかを選ぶことができず、買い手が権利行使した場合はその権利を受ける義務があります。

弊社の売り注文の取扱いについてはこちらをご参照ください。

オプション取引の基礎知識メニュー

  1. オプション取引について
  2. メリット・デメリット
  3. 注文の流れ
  4. 新規売り注文について
  5. 損益図
  6. 実際の取引例
  7. プレミアムについて
  8. プレミアム理論価格
  9. 戦略
  10. ヘッジ

商品先物取引にかかる重要事項

商品先物取引の委託者証拠金とレバレッジにつきまして

商品先物取引は委託に際して委託者証拠金の預託が必要となり、最初に預託する委託者証拠金の額は商品により異なります。最低取引単位(1枚)当たり片建証拠金の額は、株式会社日本証券クリアリング機構(JSCC)が算出したVaRパラメータに基づき弊社が定めた額です。商品先物取引の取引金額(商品価格×倍率)に対する委託者証拠金の割合は常に一定ではなく、実際の取引金額は委託者証拠金の十数倍から数十倍(オプション取引を除く)という著しく大きな額になります。

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また、委託者証拠金は、その後の相場変動により追加の預託が必要になることがありますので注意が必要です。その額は、商品や相場の変動によって異なります。

  • 弊社ホームページ等に記載されている商品先物取引とは、商品関連市場デリバティブ取引及び商品デリバティブ取引を総称して表記しており、各売買取引に対し関係法令及び諸規則等に基づく運用及び管理を行っております。

商品先物取引のリスクにつきまして

商品先物取引は、商品先物市場の価格変動、為替相場や株式市場等が予測に反して推移した場合は、損失が生ずる可能性があり、価格変動の幅が小さくても総取引金額では大きな額の変動となる為、その変動の幅によっては損失が預託した証拠金を上回るおそれがあります。

商品先物取引のリスクについての詳細はこちら

商品先物取引の手数料につきまして

商品先物取引の委託には委託手数料がかかります。その額は商品によって異なり、プレミアムオンライン取引においては最低取引単位(1枚)当たり片道最高1,980円(税込)セルフコースにおいては345円(税込)です。

商号等:北辰物産株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長 (金商)第3184号、商品先物取引業者 農林水産省指令4新食第2087号、経済産業省20221128商第9号、加入協会:日本証券業協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人日本投資顧問業協会