相場表の見方
限月(ゲンゲツ)について
商品先物取引では各商品に最終的に決済しなければならない期限が設けられており、その取引期限の月のことを限月といいます。仮に限月で「2022/08」と記載されている場合、2022年8月を表します。(例外として金限日取引と白金限日取引は取引期限が定められておりません。)
限月は、取引期限の最も短い1番限(バンギリ)から数え、多くの銘柄は6番限まで取引されていますが、原油の場合は15番限まである等、銘柄によって取引されている限月の数は異なります。
また、期限の最も短い1番限は「当限(トウギリ)」、逆に期限の最も長い限月は「先限(サキギリ)」とも呼ばれております。
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現在値~出来高について
各項目は以下を表します。
名称 | 内容 |
---|---|
現在値 | 現在の値段(最後に成立した値段) |
前日比 | 前日の終了時の値段(清算値段)と現在値の差額 (本ページでは赤字が上昇、青字が下落を表します。) |
始値 | 当日の立会で初めて成立した値段 |
高値 | 当日の立会で最も高く成立した値段 |
安値 | 当日の立会で最も安く成立した値段 |
出来高 | 当日の立会で成立した売買の数量(単位:枚) |
立会時間について
一日(一計算区域)は、下図の通り前日の17:00から当日の15:45までとなり、上記の始値や高値等もこの計算区域を元に表記されております。
※ゴム(RSS及びTSR20)のみ、日中立会の開始時刻は09:00、また、夜間立会の終了時刻は19:00となります。
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各銘柄は限月毎に取引されており、下図のような限月間を跨いだ取引をすることは出来ません。
尚、限月毎の出来高をみると、多くの銘柄で6番限がよく取引されている傾向にあります。
まとめ
銘柄の現在の値段や上昇・下落等の状況を確認する時、限月毎に取引されているため一つの銘柄でも現在値等の値段の表記が6限月分(銘柄によっては、12限月分や15限月分)あります。その値段全てを一度に把握するのは大変かと思います。そのため、まずは一番出来高の多い限月の現在値や前日比に注目してみると良いでしょう。
ご注意
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