米雇用統計の結果と発表時の値動き(金先物)

米雇用統計とは

米国雇用統計とは、米国内における「非農業部門雇用者数」、「失業率」の他、「製造業就業者数」、「小売業就業者数」、「週労働時間」、「賃金インフレの状態を示す平均時給」など10数項目が発表される、米国の雇用情勢に関する重要経済指標です。
米国の雇用情勢の動向をダイレクトに示し、また、雇用情勢の変動は個人所得や個人消費動向にも波及効果が大きいため、米国の金融・経済政策変更のきっかけとなることが多い経済指標です。

また、米国雇用統計発表時には為替相場が変動することが多く、その影響で国内の商品相場も変動することが多いことから最も注目度が高い経済指標の一つです。

失業率

失業者÷労働力人口×100で定義されます。なお、失業者数は16歳以上の男女が調査対象となりますが、軍隊従事者や刑務所の服役者、労働意志のない者は含まれません。

2021年12月 非農業部門雇用者数・失業率(2022年1月7日発表)

非農業部門雇用者数

発表日時 予想 結果
12月 2022/01/07(金)
22:30
40.0万人 19.9万人
  • 51.0万人に修正(2022年2月4日発表)

失業率

発表日時 予想 結果
12月 2021/01/07(金)
22:30
4.1% 3.9%

雇用統計発表時の相場の動き

JPX金先物チャート

チャート再読込

雇用統計発表後3分間の値動きは以下の通りです。

JPX金先物(先限)⇒高値:6,669  安値:6,643
2022年12月の非農業部門雇用者数は19.9万人(事前予想:40.0万人)、失業率は3.9%(事前予想:4.1%)となりました。

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