堂島コメ平均(米穀指数先物取引)
~ 2024年12月2日更新 ~
2024年8月13日より堂島取引所で新たな商品ラインアップとして「堂島コメ平均(米穀指数先物取引)」が上場されました。
【コメ先物発祥の地「堂島」に指数先物として復活!】
堂島はコメ先物市場発祥の地として知られ、世界における先物取引所の先駆けとして広く知られる「堂島米会所」は1730年に開設されました。ここでは「正米取引」と「帳合米取引」が行われており、このうち後者は「先物取引」のことを指し、市場参加者は敷銀という証拠金を用意するだけで差金決済による先物取引ができたことから、日本のデリバティブ取引の起源と言われています。
堂島コメ平均とは?
堂島コメ平均とは、農林水産省が毎月公表する「米の相対取引価格・数量」における全銘柄についての出荷業者と卸売業者等との間で数量と価格が決定された主食用米の相対取引契約の価格(運賃、包装代、消費税を含む1等米の価格)を、前年産検査数量で加重平均した値を基に、米取引関係者の判断に関する調査から推計して算出した数値(1円の位を四捨五入する。)のことをいいます。
堂島コメ平均先物の価格変動要因
堂島コメ平均先物価格は、現物の需要と供給のバランスなどが最大の価格決定要因となりますが、その他にも様々な価格変動要因があります。
天候等育成条件 | 低い気温や日照不足などの天候不順、また病害虫などによる生産量の減少は、価格を押し上げる要因になります。 |
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作付面積 | 作付面積の増減は予想収穫量に影響を及ぼすため、価格の変動要因となります。 |
出荷の状況 | 出荷の出遅れなどは供給停滞につながり価格上昇の要因となります。 |
国のコメ政策 | 日本の主食であるコメは生産や流通に関して国からの規制、補償などが価格の変動要因となります。 |
景気の動向 | 多くの商品と同様、コメも一般的に景気動向と価格は連動します。 |
外食産業の好不況 | コメの消費における外食・中食の占める割合は年々増加しており、外食産業の好不況は価格に影響を及ぼします。 |
他穀物価格の騰落 | 小麦やトウモロコシなどの穀物価格が上昇すると、コメを飼料用として代替する需要が高まり、価格を押し上げる要因になります。 |
燃料価格の騰落 | 流通コストに影響を及ぼす燃料価格の騰落は価格の変動要因となります。 |
堂島コメ平均の取引例
●仮に10枚でお取引した場合のシミュレーション
堂島コメ平均先物取引は、最低取引単位が1枚「3トン(60kg×50倍)」のお取引となります。10枚の場合「30トン(60kg×500倍)」でのお取引となります。※現在の弊社委託者証拠金はこちらをご参照ください。
1枚 | 10枚 | |
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取引単位 | 3トン(60kg×50倍) | 30トン(60kg×500倍) |
手数料 | 往復690円(税込) | 往復6,900円(税込) |
- 手数料はセルフコースのオーバーナイト手数料です。
■ 「買いスタート編」
値上がりを予想して、15,000円で10枚買建て。その後、16,000円で10枚売仕切した場合の損益は?
■ 「売りスタート編」
値下がりを予想して、15,000円で10枚売建て。その後、14,000円で10枚買仕切した場合の損益は?
堂島コメ平均先物取引 取引概要
商品 | 堂島コメ平均(米穀指数先物取引) | |||||||||||||
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取引の種類 | 指数先物取引 | |||||||||||||
取引の対象 | 平均米価の将来における数値(≒価格) | |||||||||||||
取引開始日 | 2024年8月13日(火) | |||||||||||||
立会時間 |
<日中立会> |
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限月 | 新甫発会日の属する月から起算した12月以内の各偶数月(6限月制) | |||||||||||||
当月限取引最終日 | 各限月の最終営業日の前営業日 | |||||||||||||
呼値の単位 | 60kg当たり10円刻み | |||||||||||||
取引単位 | 3トン(約定数量に50を乗じた値) | |||||||||||||
値幅制限 |
1.当月限を除く各限月の呼値の制限値幅:前営業日における各限月の帳入数値に以下の値を乗じて得た値幅
※制限値幅は二番限から六番限までの各限月のうち2以上の限月の帳入数値が制限数値に達した場合に、翌計算区域から2段階まで拡大し、以降、帳入数値が制限数値に達した限月が2未満になるまで継続。 2.当月限の呼値の制限値幅:前営業日の帳入数値に4%を乗じて得た値幅 |
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最終決済数値 | 当月限の最終決済日に公表される平均米価 | |||||||||||||
平均米価 | 農林水産省が毎月公表する「米の相対取引価格・数量」における全銘柄についての出荷業者と卸売業者等との間で数量と価格が決定された主食用米の相対取引契約の価格(運賃、包装代、消費税を含む1等米の価格)を、前年産検査数量で加重平均した値を基に、米取引関係者の判断に関する調査から推計して算出した数値(1円の位を四捨五入する。)をいいます。 | |||||||||||||
建玉数量制限 |
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証拠金 | VaR方式に基づき北辰物産が計算した証拠金額を適用します | |||||||||||||
決済方法 | 1.売仕切または買仕切 2.最終決済(最終清算値段による決済) |
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売買手数料 (セルフ) |
日計片道税込み172.5円 通常片道税込み345円 | |||||||||||||
売買手数料 (プレミアム) |
日計片道税込み506円 通常片道税込み1,012円 |
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商品先物取引は委託に際して委託者証拠金の預託が必要となり、最初に預託する委託者証拠金の額は商品により異なります。最低取引単位(1枚)当たり片建証拠金の額は、株式会社日本証券クリアリング機構(JSCC)が算出したVaRパラメータに基づき弊社が定めた額です。商品先物取引の取引金額(商品価格×倍率)に対する委託者証拠金の割合は常に一定ではなく、実際の取引金額は委託者証拠金の十数倍から数十倍(オプション取引を除く)という著しく大きな額になります。
また、委託者証拠金は、その後の相場変動により追加の預託が必要になることがありますので注意が必要です。その額は、商品や相場の変動によって異なります。
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商号
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