金限日・白金限日における立会中の値段と清算値の乖離について

金限日・白金限日における立会中の値段と清算値の乖離について

毎日金限日と白金限日のトレードを行っている中で、この様な疑問をお感じになる事はないでしょうか。

Q:最近の値動きを見ると、立会時間中は金限日の値段が、金標準取引に比べ30~50円程度高く推移していますが、清算値は金標準取引の当限や2番限とほぼ同じ値段になります。しかし、翌営業日の立会では再び30~50円程度金標準取引よりも高く始まるといった現象が起こるのは何故でしょうか?

金限日・白金限日における立会中の値段と清算値の乖離について

同じ「金」でありながら、金標準取引より金限日価格の方が、立会時間中に高くなる理由としては、両銘柄の商品設計の違いがあります。

金限日は金標準取引とは違い、取引に期限がないので長期保有が可能になります。また、現物の受け渡しが行われない為、受け渡しまでに掛かる保管料などのコストを掛けずに、現物を保有する感覚で購入する事が出来ます。
この様なメリットが注目され、金標準取引に比べて多少割高でも買われる傾向にある事が、金標準取引との価格差に表れていると考えられます。

また、金標準取引の取引単位は1000g(1㎏)ですが、金限日は100gです。一般的な金地金商の販売価格は、500g未満の地金には手数料が加わる為、1㎏に比べて100gの方が1g当たりの価格が割高になる事も価格差が生じる一因と考えられます。

では、立会時間中に金標準取引に比べて高い値段で推移していた金限日価格が、清算値で金標準取引の清算値にサヤ寄せするのは何故でしょう。

それは、大阪取引所が定めている、清算値の算出方法にあります。
清算値の算出基準や計算方法など、詳しい内容につきましては日本取引所グループホームページの「規則・取引参加者」をご参照下さい。

金標準取引の清算値は「終値」が採用されるのに対して、金限日の清算値は『理論現物価格』となっております。
理論現物価格は、金標準取引の「2番限月」及び「6番限月」の清算値を用いて大阪取引所市場内のフォワードレートを算出し、当該レートを用いて、その日の2番限月の価格を納会日までの残日数相当分を現在価値に割引いて算出しており、この計算式に当てはめると、ほぼ金標準取引の2番限に近い値段となるのです。

そして、清算値決定後、翌営業日の立会が始まると、再び両者の商品設計の違いなどから価格差が生じた状態で取引が始まるため、この様な現象が起こると考えられます。

この様な現象が今後も恒常化するのかは不透明ですが、日々の証拠金計算は、当日の清算値を基に算出しておりますので、立会時間中及び終値での計算において証拠金不足が生じていなくても、清算値確定後に証拠金不足が発生するケースがあります。お取引に際しましては、この様な現象が発生する事を充分ご理解された上で行って頂く様お願い致します。

尚、白金標準取引と白金限日にも、同様の現象が起こる場合がありますので、金限日同様に充分ご理解された上でお取引を行って頂く様お願い致します。

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