〜2018年4月18日更新〜

モノとして見る『金』

皆さんは『金』と聞いてどういったイメージをお持ちでしょうか。
金の延べ棒や金貨、ジュエリーなど一般的には「富の象徴」や「高価なもの」といった印象が強く、自分にはあまり縁のないものと考えられている方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と身近なところに使われております。

例えば、スマートフォンには一台当たり平均30mg=0.03g程の金が使用されていると言われています。これを金の現在価格である1g=4,621円(※東京商品取引所で取引されている金標準取引2019年2月限2018年4月17日の帳入価格)で計算すると、約138円分の価値があるという事になります。こう聞くと思ったより安いという印象を抱かれるかもしれませんが、たった0.03gでこれだけの価値を持つ物質というものは中々ありません。

では一体、なぜそれだけの価値が金にあるのでしょうか。

希少性の高い 限りある資産
第一に、金にはその総量に限界があり、希少性が高いという事が挙げられます。有史以来、現在までに採掘された金の量は18万トン強と言われており、年間で2,000万トン以上生産される銅などと比べても圧倒的に少ない量となります。もちろん、新しく採掘するにも多大なコストが掛かる他、錬金術の様に人工的に作り出す事もできません。この総量に限界があるという性質は、今話題になっているビットコインでも「発行量上限」という形で採用されており、比較対象として金が紹介される事も多いのですが、物理的に上限の決まっている金の方がその希少性をより実感する事ができるのではないでしょうか。

金と鉱山

不変の価値を持つ金
二つ目の理由としては、金の持つ不変性が挙げられます。金は化学的に安定しており、自然界に存在する限りは錆びたり腐ったりする事はありません。この性質は工業用途で用いられる際に便利であるという事もありますが、いつまでも劣化せずに美しいという事自体が、金の価値として古来から多くの人々に認められているのではないでしょうか。

このように「モノ」としての価値を持っている金ですが、投資対象としての一面も持ち合わせています。次の項目では金を『投資対象』として捉えて見ていきましょう。

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投資対象としての『金』

2001年には総需要の10%程度だった金の投資用需要は、2016年のデータでは総需要の約30%を占めており、その需要は年々高まっていると言えます。株式や債券といった伝統的な投資対象とは異なるオルタナティブ投資として投資家の注目を集めている金ですが、投資対象としては一体どのような魅力があるのでしょうか。

※オルタナティブ投資とは、金や農産物などの商品、あるいは不動産やインフラなどの金融派生商品に投資することを指します。

金を投資対象として見た時の魅力として、以下の3つが主に挙げられます。

世界的に社会不安が増大した場合

戦争やテロといった軍事的危機、あるいはリーマンショックのような経済危機が起き、世界的に社会不安が増大すると、株や通貨などの価値が下落し、逆に金の価値は上昇すると言われています。これは、社会不安が影響して会社が倒産すればその会社の株が、国が破綻すればその国の通貨が紙切れ同然となってしまう一方、信用リスクがなく、その物自体に普遍の価値がある金に需要が集まる事が要因です。

これらの現象は「有事の金」と呼ばれており、近年では2017年8月・9月に行われた北朝鮮によるミサイル発射実験及び核実験でこの「有事の金」が強く意識され、東京金価格は急騰。一週間で1g当たり200円近く値上がりしました。

通貨安となった場合

ドルは世界の基軸通貨であり、国際的な金取引もドルで行われています。ドルの価値が下がる=ドルの信用が落ちると、ドルから金へと代替需要が高まり、国際金価格が上昇する傾向にあります。

一方、日本国内の金価格は、その時々のドルで取引されている国際金価格と為替レートによって計算された換算価格が一つの基準の価格となります。例として、国際金価格が1,360ドル/オンス、1ドル106円とした場合、以下の換算式に当てはめると換算価格は1g=約4,635円となります。国際金価格はそのままで円安が進み、1ドル110円になったとすると、換算価格は1g=約4,810円に値上がりする事になります。

換算式

インフレになった場合

金は実物資産であるため、モノの価値が上がる「インフレーション」に強いと言われています。モノの価値が上がるという事は、裏を返せばお金の価値が下がる事を示します。例えば、今後10年間で物価が10%上昇したケースで考えますと、現在500万円で買える量を10年後に購入しようと思うと550万円なくては買えない事になります。一方、500万円分の金を保有していた場合は、10年後に売却すると550万円が手元に入る為、実質的な資産を減らさずに済む事になる訳です。
※あくまでも物価上昇率と金価格が連動した場合になります。


ヒストリカルチャート長期

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投資対象としての『金』

これまでの項では「モノとしての金」「投資対象としての金」について触れてきましたが、それでは、その「金」の変動要因について考察してみましょう。

金も「モノ」である以上、需要と供給のバランスで価格は決定されます。

金価格の変動要因

「外貨準備の裏付け」として中央銀行が金を保有
この中でも他の商品と決定的に異なるのは、中央銀行などの公的機関が「金」を保有している点です。その総量は、世界全体で約3万2000トンと見積もられており、これは世の中に存在する金の総量約18万トンの約6分の1となります。

2000年代前半までの金市場に於いて、中央銀行は主に金の売り手でしたが、リーマンショックを境に先進国は金の売却を控え、中国、ロシアなどの新興国は金を買って保有量を増やすようになり、2010年以降は中央銀行全体として売り手から買い手に変貌しております。この為、今後に於いても中央銀行の動向に注目が集まります。

各国の金準備保有量

インド・中国の宝飾需要

また、現在、金市場の需要部門に於いて最も影響が大きい国は中国とインドです。この両国で世界の金総需要の約半分を占めております。

この為、この両国の政治、経済などの動向が、世界的な金価格に多大な影響を与える要因となりますので、将来的な金価格を占ううえで常に押さえておきたいポイントになります。

インドと中国の宝飾需要

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金先物取引の魅力

一般的な資産の運用方法

 
項目 投資対象 メリット デメリット
商品先物 貴金属
石油
穀物
など
  • ・レバレッジが高く資金効率が良い。
  • ・思惑通りの値動きとなった場合、大きな利益を享受する事が可能。
  • ・買いの他、売りからも始める事が出来る。
  • ・差金決済の他、現物の受け渡しが可能。
    (弊社では金、白金のみ対応)
  • ・金利がつかない。
  • ・思惑に反した値動きとなった場合、大きな損失を生む可能性がある。
  • ・銘柄によって流動性に差異がある。
証券 株式
債券
投資信託
など
  • ・市場規模が大きく情報量が多い為、比較的容易に調べる事ができ取組みやすい。
  • ・思惑通りの値動きとなった場合、大きな利益を享受する事が可能。
  • ・上場企業が決めた配当権利確定日に株を保有していた場合、配当金を受け取れる場合がある。
  • ・銘柄数が多いので、投資対象を絞り込みにくい。
  • ・思惑に反した値動きとなった場合、大きな損失を生む可能性がある。
  • ・投資対象の企業が倒産した場合、株券が紙切れとなる可能性がある。
  • FX 米ドル/円
    ユーロ/円
    ユーロ/ドル
    などの通貨ペア
  • ・レバレッジが掛けられ、資金効率が良い。
  • ・思惑通りの値動きとなった場合、大きな利益を享受する事が可能。
  • ・買いの他、売りからも始める事が出来る。
  • ・高金利通貨の買いポジションを持った場合、金利差を受け取る事ができる。
  • ・思惑に反した値動きとなった場合、大きな損失を生む可能性がある。
  • ・高金利通貨の売りポジションを持った場合、日々金利差を支払わなければならない。
  • 金先物取引の魅力

    資金効率の高さに注目!レバレッジ約65倍の金投資

    近年、金は、多彩な投資方法や金融商品が誕生しており、それも金投資に注目が集まる一つの要因となっています。その中でも、商品先物取引での運用は、よりハイレバレッジな取引として、人気のある投資方法となります。
    商品先物取引では予め現物の総代金を用意しなくても、「取引証拠金」と呼ばれる小額の資金を預ける事により取引を開始する事が出来ます。
    ここでのレバレッジは平成30年7月31日の金標準取引1g=約4,350円を基にして表示しております。

    「買い」からでも「売り」からでも始められる!

    「将来金価格が値上がりする」と予測する場合は「買い」からスタートして期限内に転売して取引を終了。また、「将来金価格が値下がりする」と予測する場合は「売り」からスタートして期限内に買い戻して取引を終了と、金の先物取引では値上がりと値下がりのどちらの局面でも利益を狙うことが可能です。

    金先物取引のしくみ(標準取引の例)
    金価格の上昇を予測する場合

    買い損益計算例

    ※上記計算例では手数料を除いております。

    金価格の下落を予測する場合

    買い損益計算例

    ※上記計算例では手数料を除いております。

    金先物取引で金地金をお得に購入

    北辰物産では東京金(標準取引)の現物受渡しの取扱いも行っておりますので、先物市場で金を買付け、金地金や金倉荷証券でお受け取りすることが可能です。先物市場を使っての現受けで金地金を購入するメリットは、なんといっても貴金属地金商よりもコストを安く抑えて購入することができる点です。北辰物産では金標準取引の受渡手数料が金1キログラムまでは0円です!
    金現物受渡しの詳細につきましては、こちらをご参照ください。

    初心者の方にもオススメ!金ミニ取引とゴールドスポット(金限日取引)

    金ミニ取引とは金標準取引(1000g単位)の10分の1(100g単位)から始められるお取引です。
    金標準取引に比べ、低額の証拠金でお取引頂けますので、これから金投資を始めようかとお考えの初心者の方などにオススメです。
    金ミニ取引の詳細につきましては、こちらをご参照ください。

    取引期限が無く、少額の証拠金から運用可能!
    また、金ミニ取引と同じ低額の証拠金で取引が可能で、FX取引と同様に取引期限の無いゴールドスポット(金限日取引)も人気のある商品です。従来の先物取引のように期限にとらわれて決済を迫られる必要がなく、※原則として永続的にポジションを保有することができるため、長期運用に最適です。
    ゴールドスポット(金限日取引)の詳細につきましては、こちらをご参照ください。

    初心者

    ※但し、お取引口座に証拠金不足が発生し、ご対処されず強制決済となった場合は、上記の限りではありません。

    北辰物産では、お客様のスタイルに合わせた金投資が選べます。

     
    商品 運用目的
    金先物標準取引 ハイリスク・ハイリターン。余裕資金の範囲で積極運用を考えるなら。
    金先物ミニ取引 リスクをある程度軽減し、少額の資金で短中期的な運用を考えるなら。
    金限日取引(ゴールドスポット) リスクをある程度軽減し、少額の資金で取引期限を気にせずに運用を考えるなら。
    金オプション取引 損失限定など、より有効な投資戦略を考えるなら。
    金現物取引 資産の分散投資および長期的な運用を考えるなら。

    【ご注意】

    ・当コンテンツは、北辰物産株式会社が作成したものです。

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