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「現物先物取引」と「現金決済先物取引」の違い

現在、東京商品取引所(以下、TOCOM)では、石油製品銘柄としてバージガソリンおよびバージ灯油、中京ローリーガソリンおよび中京ローリー灯油等の銘柄が「現物先物取引」として上場されております。


この度、5月8日より従来の現物の受渡しを伴う上記の現物先物取引はそのままに、石油製品の現物の受渡しを伴わない(希望受渡しを除く)、差金決済のみの商品設計となる「現金決済先物取引」が石油市場にて新規に上場されます。
また、従来の現物先物取引が6限月制であるのに対し、今回新たに上場される石油製品の現金決済取引では、7限月制となります。

※弊社では、石油製品の現物受渡しによる決済は承っておりません。


〜石油製品現金決済銘柄の名称について〜

・スワップとは、現金決済取引であることを意味しています。

・プラッツとは情報配信会社でありますが、ここでは、価格指標を提供してもらうことを意味する商品名になっています。

※プラッツは、S&P グローバル プラッツと言い、S&P グローバル・レーティングやS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスなどが属する、S&P グローバル (NYSE: SPGI) の一部門であり、エネルギーをはじめとする国際商品市場の市況情報と価格指標を提供する、最大手の独立系大手情報配信会社で、現在全世界150を超える国々の顧客、提携先へ、石油、天然ガス、電力、石油化学、金属、農産物およびそれらの輸送船マーケットに関するニュース、価格指標および調査分析をタイムリーに提供しています。


石油現金決済先物取引で流動性向上が期待できる理由

従来の現物先物取引の石油製品銘柄(ガソリン、灯油)は、公設市場(TOCOM)で取引される公正かつ透明性の高い価格を形成するため、石油製品取扱い業者にとっては貴重な指標価格として注目されておりました。


しかし、実際の受渡し期間は納会日の翌月となっていることから、現物の受渡しに最大約1カ月のタイムラグ(時間的ずれ)が生じてしまう商品設計となっているため、先行指標にはなるものの、現物の指標としては必ずしも十全に機能していないという声も多く、石油製品取扱い業者にとっては参加し難い面もありました。



しかし、新規に上場される現金決済先物取引の商品設計においては、現物先物取引の受渡期間が、現金決済先物取引の取引期間となるため、石油製品取扱い業者にとっては現物の指標価格となるのは無論、受渡期間や月間平均価格でのヘッジなど、現物市場の取引慣行に的確に対応することが可能となるのです。


※弊社では取引最終日を当月限納会日の属する月の15日(休日である場合は前営業日)の日中立会終了時点までと定めております。


そのため、石油製品の現金決済先物取引の新規上場により、価格変動リスクのヘッジ等を目的とする当業者の参加がより一層見込まれており、今後は人気の高まりと共に、現物を取り扱わない一般投資家などの参入も期待できそうです。


幅広い組合せにより証拠金を割安に取引

既存の石油市場と新規石油市場との裁定取引を行う場合は、必要となる委託者証拠金は両銘柄のそれぞれの通常の証拠金合計とはならず、北辰物産では「商品間スプレッド割引」の減額制度を適用しています。

各々の商品間の連動性が高く、お互いの変動リスクを軽減できる商品の建玉の組み合わせによっては、「商品間スプレッド割引」という、証拠金額の減額が適用される場合があります。


※「商品間スプレッド割引」についてはコチラをご参照下さい。


現物決済先物のガソリンを「買い」、現金決済先物の灯油を「売る」など、「商品間スプレッド割引」の対象となるシリーズが増加することで投資戦略の選択肢が広がりそうです。

  

※この欄での説明は、現物決済先物のガソリン=買い、現金決済先物の灯油=売りとなっておりますが、「買い」と「売り」が反対のポジションを持った場合でも、同じ割引が適用されます。関連性のある商品の場合、ポジションのどちらかを「買い」、どちらかを「売り」とする事で商品間スプレッド割引は適用されますが、どちらを持つかは、お客様ご自身の判断となります。


石油現金決済先物取引 取引概要

項目 海上バージ 陸上ローリー
取引開始日 2017年5月8日(月) 日中立会から
商品名 バージガソリンスワップ
プラッツバージ灯油スワップ
ローリーガソリンスワップ
プラッツローリー灯油スワップ
取引の種類 現金決済先物取引(限月)
取引の対象 東京湾において、バージにて受渡しされるレギュラーガソリン及び灯油 東京湾沿岸において、ローリーにて受渡しされるレギュラーガソリン及び灯油
限月 新甫発会日の属する月から起算した7月以内の各月(7限月制)
新甫発会日 当月限取引最終日の翌営業日(日中立会から)
当月限取引最終日※ 当月限の最終営業日(日中立会まで)
最終決済日 当月限の翌月第一営業日
最終決済価格 海上出荷設備を有する東京湾に所在する製油所で受渡しされたレギュラーガソリン及び灯油の月間平均価格 陸上出荷設備を有する横浜市及び川崎市に所在する製油所で受渡しされたレギュラーガソリンの月間平均価格
※プラッツローリー灯油は神奈川県
取引単位 50kl 10kl
呼値及び呼値の単位 1キロリットル当たり10円刻み
立会時間
日中立会
寄付板合わせ : 午前8時45分
ザラバ取引  : 午前8時45分 〜 午後3時10分
引板合わせ  : 午後3時15分

夜間立会
寄付板合わせ : 午後4時30分
ザラバ取引  : 午後4時30分 〜 翌日午前5時25分
引板合わせ  : 翌日午前5時30分
証拠金 SPAN証拠金を適用します。
サーキット
ブレーカー幅
(SCB幅)
上下10,000円
夜間立会開始時に前計算区域の帳入値段を基に設定
即時約定可能値幅
(DCB幅)
上下400円
基準値段(原則として直近約定値段)を基に設定
建玉制限 設定なし
売買手数料
(セルフ)
日計片道173円(税込) 通常片道346円(税込)
売買手数料
(プレミアム)
日計片道975円(税込)
通常片道1950円(税込)
日計片道237.5円(税込)
通常片道475円(税込)

※弊社では取引最終日を当月限納会日の属する月の15日(休日である場合は前営業日)の日中立会終了までと定めております。


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