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NY原油、小反落
2018/02/14
13日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の米国産標準油種WTI中心限月3月限の清算値は前日比0.10ドル安の1バレル=59.19ドルと小反落しました。
国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した2月の石油市場月報で、今年の世界石油需要見通しを日量140万バレル増に小幅上方修正したものの、今年の原油市場動向について「米国を中心とするOPEC非加盟国の生産が需要増を上回るペースで拡大する」との見通しを示した上で、米国でのシェールオイル増産が価格押し下げの要因になる可能性があると指摘しました。これを受けて、米国内で続く増産傾向に一段と警戒感が広がりました。
ただ、この日は外国為替市場でドル安・ユーロ高が進行し、ドル建てで取引される原油などの商品に割安感が生じたことから、下値は限定的でした。市場の注目は米石油協会(API)と米エネルギー情報局(EIA)がこの日夕方と翌日午前にそれぞれ公表する石油在庫週報に集まっています。ロイター通信の拡大版調査によると、9日までの1週間の原油在庫は前週比280万バレル増と、3週連続で積み増しとなったもようです。
日足チャート
NY原油先物中心限月日足チャート
国内原油先物日足期先チャート
ドル/円日足チャート
ユーロ/ドル日足チャート
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