取引分析手法(トレンド系)

相場がどの方向に動いていくかを予測するもので、テクニカルにおける主流分析法です。さらにトレンド系は時間に焦点を置いて見る「時系列テクニカル分析」と、時間の概念を除き価格に焦点を置く「不規則時系列テクニカル分析(価格構造テクニカル分析)」に区分されます。

移動平均線

移動平均線とは、テクニカル指標の中でも、最もポピュラーなものです。移動平均線とは、価格の一定期間の平均値をチャート表示し、時間の経過に従い連続させたものです。
(相場の方向性を示す)

移動平均線

計算式

単純移動平均線:SMA=(C+C1+C2+C3+C4)/5
C:当日の終値 / C1:前日の終値 / C2:2日前の終値 / C3:3日前の終値 / C4:4日前の終値

ボリンジャー・バンド

ボリンジャー・バンドとは、米国のジョン・ボリンジャー氏が考案したテクニカル指標です。基準とする移動平均(通常は20日平均が多い)に対する当日引値の乖離幅の「標準偏差」を日々計測し、その値位置・変動幅などから推測しようとしたものです。
(相場反転の判断に使える)

ボリンジャー・バンド

計算式

1次偏差=n日間MA ±標準偏差(σ)
2次偏差=n日間MA ±標準偏差(σ)×2
n日間MA:過去n日間の移動平均
標準偏差=√(期間×価格の2乗の合計-価格の2乗の合計)/{期間×(期間-1)}

商品先物取引にかかる重要事項

商品先物取引の委託者証拠金とレバレッジにつきまして

商品先物取引は委託に際して委託者証拠金の預託が必要となり、最初に預託する委託者証拠金の額は商品により異なります。最低取引単位(1枚)当たり片建証拠金の額は、株式会社日本証券クリアリング機構(JSCC)が算出したVaRパラメータに基づき弊社が定めた額です。商品先物取引の取引金額(商品価格×倍率)に対する委託者証拠金の割合は常に一定ではなく、実際の取引金額は委託者証拠金の十数倍から数十倍(オプション取引を除く)という著しく大きな額になります。

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また、委託者証拠金は、その後の相場変動により追加の預託が必要になることがありますので注意が必要です。その額は、商品や相場の変動によって異なります。

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商品先物取引のリスクにつきまして

商品先物取引は、商品先物市場の価格変動、為替相場や株式市場等が予測に反して推移した場合は、損失が生ずる可能性があり、価格変動の幅が小さくても総取引金額では大きな額の変動となる為、その変動の幅によっては損失が預託した証拠金を上回るおそれがあります。

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商品先物取引の手数料につきまして

商品先物取引の委託には委託手数料がかかります。その額は商品によって異なり、プレミアムオンライン取引においては最低取引単位(1枚)当たり片道最高1,980円(税込)セルフコースにおいては345円(税込)です。

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